顧問である私、「部室の鍵は誰が持ってる?」 部員(学生達)、「・・・」 私、「部室が開かないと、試合に行けないぞ」 部員、「・・・」 私、「どうした???」 部員、「・・・」 私、「キャプテン、答えなさい」 キャプテン(部員)、「部室の鍵はA君が持ってます」 私、「・・・」 私まで黙ってしまったのは、部室の鍵を持っているA君は、前日、部活を退部したから。 A君を退部させた張本人は、顧問である私。 一旦、部室から離れたのは、退部をさせた私がいなければ、A君が鍵を持ってくるかもしれないと考えたから。 5分ほどして戻って来たのだが、部員達は部室の外にいる。 退部をさせた張本人の私がA君に連絡するわけにはいかないため、部員の誰かがA君に電話をしてくれると良いのだが、部のルールでスマホを禁止したのは私。 A君が体部するキッカケになったのもスマホ。 生徒にスマホを禁止しておいて、顧問の私が持ってるわけにはいかないのだが、車の中にスマホはある。 部室から再び離れたのは、電話を掛けに職員室へ行くため。 校舎に入ってから部室を見ても、A君が来そうになかったため、職員室へ行き私が電話したのは鍵屋さん。 理由を話すと、鍵屋さんはスグに来てくれることになった。 職員室から部室へ行く途中に考えたのは、鍵屋さんに部室の鍵を開けてもらうのは、教育上、正しいのだろうか? 考えながら部室に行くと、部員は部室から試合に使う用具を出していた。 部員、「A君がカギを持ってきました」 私、「そうか・・・」 しばらくして、鍵屋さんが学校に到着。 来てもらって悪いため、車のスペアキーを作ってもらっていると、私のことを離れたところから見るA君がいた。